タデアイの生葉染め<羊毛>の染め方 まだら染め ***


こんにちは(・∀・)ノ はないとです♪



前回[タデアイの生葉染め<羊毛>の染め方]をご紹介させていただきましたが、

その年は大量に植えてましたし、六甲山牧場さんからコリデールの原毛を一頭買いしてたのもあってどんどん染めていました


慣れてくると染め方も進化して行ってたようでして、

1回で300gのコリデールを染めてた記述もありましたので

それは、時間差で羊毛を入れたりして1回でまだら染めができる方法です(・∀・)ノ


◆ 用意するもの

● キッチンスケール
● お洗濯ネット
● ざる
● 羊毛が入る大きさの鍋かそれに代わるもの
● ミキサー
● ゴム手袋または使い捨てのビニール手袋
● 新聞紙
● 野菜の水きり器


◆ 染めるもの

● 原毛(コリデール) 300g
● タデアイの葉っぱ  500g弱
● オキシドール    必要量(水1Lに対して4cc)



◆◆◆ 染め方 ◆◆◆

① <下準備>原毛(コリデール)を水につけておく

② 刈り取ったタデアイを水洗いし、葉っぱだけを摘んでおく

③ ①の水に浸けた原毛(コリデール)をざるにあげておく

④ ミキサーでタデアイを細かくしていきます  詳しい説明は<タデアイの生葉染め<羊毛>の染め方>を参照ください(リンクしています)


◆ 用意した鍋に半量(150gくらい)の原毛(コリデール)入れる。その上にお洗濯ネットをセットする。
*お洗濯ネットにミキサーにかけたものを入れる時にこぼさないように注意してください

●●● お洗濯ネットの中にミキサーしたものをどんどん入れていきます


●●● 全部ミキサーし終われば、残している150gのコリデールを鍋の中に入れます。

タデ藍生葉染め大量.jpg


タデアイの染液と原毛(コリデール)を全部入れた状態です


  このまま30分ほどおきます


⑤ 脱水します

藍生葉染め140628-3.jpg

脱水は、前回と同じく野菜の水きりを使用します。量が多いですが、順番に水きりできたものから新聞紙の上で空気にあて酸化させていきます。


⑥ 色止め

水1Lに4ccのオキシドールを混ぜた液をつくりますが、今回量が多いので羊毛が浸かるだけの分量用意します。

  5分つけおきします


⑦ 水洗いします

お洗濯ネットに入れて水洗いします

量が多いので、お洗濯ネットは2つ、3つに分けてもいいでしょう。

綺麗にやさしく水洗いのしやすい量にわけるといいと思います


⑧ 水洗いできたものを脱水します

● 色落ちしないであろうという前提で洗濯機の脱水機能使います。30秒くらい(水が飛ぶ音がしなくなればOKです)


⑨ 乾燥させる

● 干しものづくり用のネットを使っていますが、平干しでも干しやすいところで乾かしてください。

* 直射日光の当たらない場所の方が良いでしょう


◆ 染色堅牢度
  染色物が変褪色する主な原因は、
 (1)日光や人工光線 (2)洗濯、水洗い (3)摩擦

堅牢度が低いため、色が薄いほど色あせしたりしますので、日陰になった所に干すようにしています。


まだら染め1.jpg

まだら染め2.jpg

まだら染めになっていました

この時の一番濃い色がその年にタデアイの生葉染めをした中で1番濃く染まりました


この時の割合は原毛(コリデール)に対してタデアイは2倍なかったので、ミキサーで細かくしたタデアイの染液を早く原毛に浸透できることのメリットなのか?たまたまなのか?


早く多くのタデアイを使ったり、1度染めたものを繰り返し上から染めることによって濃い色は得られるかと思います。(*新しい染液を作り直して染めます)


タデアイの生葉染めは刈り取ったらすぐ染める


が1番のポイントになると思いますので、多い量を染めたくてこういう方法を実験的にしてみたようですが上手くいって良かった例です。


しっかり熱中症になってたようですが


畑で育てれたら本当に綿花も野菜も大きく育ちました

タデアイもたくさんできすきまして、1kg弱染めたんじゃないかと思いますが、コリデールなので少々雑に扱っても初心者でもフエルト化させることもなくできたように思います。


今年は、布花用の梵天とか染まらないかなーナイロンは染まるようなんですが。シルクの布とかもできるといいなと思ったりしています


種が届きましたら、種まきからUPしていければいいなと思っています




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